Hover Camera Passportはどこで買うべき?
Hover Camera Passport の国内販売が始まり,日本国内でも 2 箇所で販売が開始されました.
1. Apple Store
Hover Camera Passport Apple edition ¥60,800- (税別) -> 税込だと \65,664-
2, Velte による並行輸入
Hover Camera Passport Deluxe edition ¥65,664- (税込)
一見すると差がないように見えますが,Deliuxe edition には
- 専用ハードケース & ストラップ
- USB3.0 ケーブル (本体と PC をつなぐ時に必須)
- 予備プロペラと対応ドライバー,ネジ
が付属します.Droneのカメラ部がむき出しということもあり,専用ハードケースはオススメです.ストラップはおそらく不要です.また,USB 3.0 ケーブルも4K動画を PC に取り込む際に必須です.
一方で納期については Apple Store が1週間,Velteは1ヶ月となっています.納期が待てるのであれば,Velteの方がお得だと思います.
そもそもApple edition はUSだと$499で約$100も安く,中国価格でも Deluxe edition はCNY3,999=¥64,617-と輸入代行なのに差額がほぼないので,Velte の販売しているのも Apple edition というオチではないことを祈りつつ...
Hover Camera Passport (v.1.0.12) および アプリ更新 (v.2.4.x)
Hover Camera Passport の firmware とアプリのアップデートです.
firmware v.1.0.12 アップデートは,SNS 投稿を意識した 10秒動画の自動編集機能です
.テストしたいのですが,あいにくの雨&遠出できないので,テストできたら記事をアップデートしようと思います.
App の v.2.4 アップデートは,上記の10秒動画対応と v.2 になってわかりにくかった点やステップが増えてしまった項目の整理がメインです.
- 手動操縦モードの 操作方法のデフォルト設定をオプションに追加
- 意味のわかりにくかった First Step を「所有者モード」に変更
- 「所有者モード」の起動ステップを少なくし,START ボタンからすぐ使えるように
- 写真に hover camera logo の透かし (以前あったオプションの復活)
- その他,日本語キャプションの変更 (オービット -> 旋回,など)
Hover camera Passport (v.1.0.11) およびアプリ更新
Apple との協業発表以降,アップデートの更新頻度が上がっているようです.
ファームウェア v.1.0.11 更新内容
なぜか v.1.1 に上がらないままアップデートが続いています.v.1.0.11 の更新は1点のみで,
- 暗い環境下での撮影クオリティの改善
となっています.低照度環境への対応は何度かアップデートに含まれているので,試行錯誤しているのでしょうか.体感としては,急に暗い場所に入った時の明るさ調整が早くなったように感じます.動画の最後,暗いところから明るいところに動いた時に急に色補正がかかるのは不自然なので気になるところです.
(我ながらもう少し綺麗に歩けなかったものか...)
v.1.0.9 以降からのアップデートでは過去のデータも消えず数分でアップデートが完了しました.
アプリケーション更新
- v.2.2.0 : 8 種類の写真フィルターの追加
- v.2.3.0 : マニュアル操縦時,フラッシュとタイマーを追加
- v.2.3.1 : bug fix
なお,本体のファームウェアがv.1.0.10でも警告表示のみでそのまま利用できます.
Hover Camera Passport を国内で飛ばすと違法か?
最近,Apple Store が Hover Camera Passport を開始したことで,ありがたいことにこのブログも多くの方に見ていただけるようです.
ところで,下記の記事で気になったのが「技適なども整備されていないので日本では違法となる」と明言している点です.
Hover CameraがApple Storeで大ヒット。自撮りドローンの主流に - DRONE | ドローン専門メディア
以前問い合わせた時には回答が得られなかったのですが,再度サポートに問い合わせたところ,現在は技適取得していました.総務省のサイトでは H29/1までの情報しかないため,認定証のコピーを送っていただきました.
認証機関は認証技術支援センターとのことです.
ただし,少なくとも私が所有しているモデルなど現行端末については技適マークの掲示がなされていません.この場合について関係部署に問い合わせたところ,輸入機器についてまったく同一の無線装置で技適取得済みの場合,厳密には掲示が必要だが通例では取り締まることはない,という微妙な回答を得ました.なんともグレーゾーン.
ということで,Apple Store 出荷分については,技適マークが追加されているかもしれませんね.
参考までに,FCC取得時のドキュメントはこちらです.通信性能など見たい方にはいいかもしれません.
Hover Camera v.2 と最近の細かな変更点など
Hover Camera Passportのモバイルアプリがv2 (iOSはv.2.0.1)になり,いくつか見つけにくそうなポイントや未記載の変更点があったのでメモです.
ムービーファイルの一括ダウンロード
現在のモバイルアプリのUIは撮影モードと日付でアルバム化されています.また,複数台のスマホやタブレットでコントロールしていると,それぞれの撮影タイミングごとにモバイルアプリ内でアルバム化しているようで,他のスマホをつないで撮った動画が出てこないようです.
一覧に出てこない動画については,Hover Camera Passportと接続した状態で設定メニューの[メモリ管理] からダウンロードすることができます.ただし,今日現在,私の手元の iPhone 7 だとなぜかダウンロードボタンが反応せず落とせません...
なお,動画の転送速度は 1.4Mbps程度なので,大容量のファイルは PC と USB ケーブルでつないで落としたほうが良いと思います.
複数デバイスで利用時のアプリ項目の unlock
現在,マニュアルモードやオービットモードを使うためには,必ず [Get Started] のオーナー登録 / 追尾 /撮影を終えないといけません.この作業はデバイスごとに発生します.ただし,オーナーイメージのアップロードについては都度アップロードする必要がないようです.
オーナーモードのジェスチャー操作
オーナーモードで Hover Camera がオーナーを発見すると,自動的に録画を開始します.特に録画開始のジェスチャーはありません.そして OK ジェスチャーで追尾停止とともに録画も停止します.
追尾中にピースサインを出すと3カウント後に写真撮影を行いますが,この間も動画撮影は続いています.また,各ジェスチャー時は,意識的に0.5秒ほど手の動きを止めると成功率が高いように感じました.
動画形式について
mac で接続して[写真] アプリ経由で取り込むことができるようになりました (前からかも?)
動画形式は mp4から m4v 形式になっているようですが,これが apple video comapitbilty というアップデートのことなのでしょうか...
Hover Camera Passport v.1.0.10 -Owner mode など大型アップデート
Hover Camera Passport v.1.0.10がリリースされ,CES で発表した Owner Mode が搭載されました.
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Owner Mode とは
Owner Mode の使用感と注意点
アプリケーションV2 アップデート
Owner Mode とは
Hover Camera に"オーナー"を登録すると,飛行時に自動的にオーナーを認識し,ジェスチャーで撮影が可能になります.
- 通常モードでカメラ飛行開始 -> 360度スピンしながら自動的にオーナー探索
(マニュアルモードへの切り替えも可能) - カメラに向かってピースサイン-> 3秒後に写真撮影
- カメラに向かってOKサイン -> 追尾停止
実際の使い勝手はこんなイメージです.(公式 Youtube)
Owner Mode の使用感と注意点
上の動画だと簡単に顔認識をしていますが,明るさの影響を受けるようです.登録はアプリで 自撮り-> HオヴェrCあめらにアップロードという形式なので,iPhoneなどいいカメラを持つスマホを使って日中に撮るのが良さそう.
なお,オーナー画像の再登録は[GET STARTED]の次の画面で右下にあるアイコンから行います.何度か登録->飛行を繰り返しながらテストすることをお勧めします.
あとはカメラを飛ばす際に低い位置でスタートすると一周回る前にオーナーを見つけられないことが何度かあったので,目線と同じ高さから飛ばすのが良さそうです.
実際に自分を見つけてついてくるのは,新しい体験という感じで,撮影なしでもおもしろいですね.
アプリケーション V2 アップデート
ファームウエアをアップデートすると,アプリも V2 にしないと接続できません.
V2 からの新機能は以下.
- ビデオチュートリアルの追加
各機能の利用は順番にチュートリアルを見て初めて使えるようになりました. - 操作メニューが活動タイプ別に
Group Selfie / Running / Cycling など使い方に合わせて自動調整されるモードが追加されました.マニュアル操縦モードもあります. - SNS 連携の追加
他のオーナーがSNSに公開してる写真や動画を一覧で見るモードが追加されました - メニューの他言語化 (日本語対応)
Hover Camera Passport: A Brand New User Interface and Experience
なお,4/15現在,なぜか androidの方はGoogle Play ストアでアップデートされていません.公式サイトの[App] からダウンロードしてください.Google Play ストアの方はなぜかアプリ名も中国語表記になっていますが,詳細は不明です.
また,今回から Firmware の Auto Update オプションがつきました.こちらはデフォルトで On になっているので要注意です.
アメリカやカナダでは Apple Storeでの取り扱いも始まったらしいですし,日本での技適取得なども期待が高まりますね.
Hover Camera Passport ファームウェア更新(v.1.0.9)
3/15に Hover Camera Passport のファームウェアとアプリケーションのアップデートがリリースされました.
改善点は2 つです.
1. ファイル転送プロトコルの改善
2. ビデオ画質の改善
なお,この1の変更に伴う注意点が2つありますのでご注意ください.
1点目は公式サイトにも記載がありますが,2点目はモバイル側のアプリを自動更新にしていると出先で228MBあるファームウェアをダウンロードする事態に陥るのでご注意ください.
なお,もしモバイルアプリだけアップデートしてしまった場合には,PC と Hover Camera をUSB3.0ケーブルで接続して Android 転送ツールを使うとビデオファイルを取り出すことができます.
余談ですが,花粉の季節なのでマスクをしていると,顔認識が不安定になり移動中に大正を見失ってしまうようです.歩いていたら途中でカメラだけ置き去りになるなんてことが起きました.撮影時はマスクなしで楽しんでください.